結婚式の装花は、会場の雰囲気を左右する大切なポイント。
しかし、装花は挙式費用のなかでも割合が高く、節約したいと考える方も多いはず。
「予算は抑えたいけど、しょぼいと思われたらどうしよう…」
そこで今回は、装花の相場や最低ランクの内容はどれくらいなのか、上手に節約しながらも素敵に見せるコツをご紹介します!
後悔しない装花選びのポイントをわかりやすく解説するので、装花でお悩みの方は是非参考にしてみてくださいね♪
結婚式で装花がしょぼいと思われることはある?
装花(そうか)とは、結婚式当日に会場を彩る花の装飾のこと。
披露宴会場はもちろん、挙式会場やウェルカムスペースなど、ゲストを迎えるさまざまな場所に取り入れられます。
装花は会場の雰囲気を左右する大切な要素で、テーマやカラーに合わせて花材を選べば、ふたりの理想の世界観を演出できます。
そのぶん費用がかかりやすく、できるだけ予算を抑えたいと考える方も多いはず。
ただし、節約を意識しすぎると「装花がしょぼい」と思われてしまう可能性も。
見栄えを損なわず、上手にコストを抑えるコツを押さえていきましょう。
結婚式で装花がしょぼいと思われないためのコツ
節約しつつも、装花がしょぼいと思われないコツは以下の5つ。
- 旬の花を選ぶ
- 小物で装飾をプラス
- グリーンを多めに使う
- カラーコーディネートで統一感を出す
- ざっくりとしたイメージだけ伝えて、あとはプロにおまかせ
装花の費用を抑えつつ、華やかさを演出するにはちょっとした工夫がポイント。
まずおすすめなのが、季節の花を選ぶこと。
旬の花は流通量が多く、比較的リーズナブルで新鮮なものが手に入りやすいんです。
また、キャンドルやランタン、ミラーなどの小物を組み合わせれば、花の量を抑えながらもボリューム感のある装飾に。
低予算でもぐっと華やかに見せることができますよ。
さらに、グリーンを多めに取り入れるのも良いでしょう。
アイビーやユーカリなどの葉物はコストを抑えつつ、ナチュラルでおしゃれな雰囲気に仕上げてくれます。
色味はテーマカラーやドレスと合わせて統一感を出すと、全体がまとまりやすく、少ない花材でも豪華に見せることが可能。
もし装花に強いこだわりがなければ、細かな指定はせずにフローリストさんにおまかせするのもひとつの手。
イメージ写真をいくつか用意して共有すれば、希望に近い仕上がりが期待できますよ。
結婚式における装花の相場
結婚式の装花は、会場の雰囲気を大きく左右する大切なポイント。
しかし、費用も気になるところで、「どれくらいが相場なのか」「最低限どんな装花を選べば良いのか」悩む方も多いでしょう。
ここでは、結婚式の装花にかかる一般的な相場や、最低ランクの装花について詳しく解説しましょう!
装花の相場
装花にかかる費用の全国平均は、ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べによると、18.7万円。
- ゲストテーブルの装花が1卓5000円から1万円程度
- 高砂メインテーブルの装花が5万円から10万円程度
- 挙式会場の装花が1万円から5万円程度
- ウエルカムスペースの装花が3000円から1万円程度
- フラワーシャワーが3000円程度
一つ一つは少額でも、まとめると結構な金額になりますね。
結婚式における装花の最低ランク
装花には価格ごとにグレードがあり、見た目の印象も大きく変わります。
たとえば、ある式場のゲストテーブル装花で最低ランクの5000円プランを選ぶと、サイズは直径20cmほどとコンパクト。
シンプルな印象で、テーブルにちょこんと添えるような飾りになります。
一方で2万円程度の装花になると、花のボリュームが増すだけでなく、花器やデザインにもこだわりが見られ、ぐっと華やかな雰囲気に。
装花のグレードによって、会場全体の印象も大きく変わってくるんです。
結婚式の装花は高すぎる?
結婚式の装花って、街のお花屋さんで買うお花に比べると、どうしてこんなに高いの?と疑問に思う方も多いですよね。
節約したいと考える人も少なくないと思いますが、実は装花が高額になるのにはきちんと理由があるんです。
まず、お花はとても繊細な生き物。
ちょっとしたことで傷んだり萎れたりしてしまうため、式当日に最高の状態で飾れるように、多めに仕入れて慎重に管理されています。
また、披露宴の最後まで美しさをキープできるよう、比較的高価で品質の良いお花が使われることも多いです。
さらに、当日の準備時間は限られており、装花のセッティングも時間通りに手際よく仕上げる必要があります。
式場に慣れていない花屋さんが担当すると、搬入経路を間違えたり水の準備に手間取ったりと、スムーズに進まないことも。
式場専属の花屋なら、撮影映えする角度まで熟知していて、安心して任せられるんです。
そのため、多くの会場では装花の持ち込みNGとしているところが多く、専属業者に頼むのが一般的になっています。
結婚式の装花について口コミ・体験談
結婚式の装花は、会場の雰囲気を大きく左右する重要なポイント。
実際に式を挙げたカップルたちは、装花にどのような感想を持ったのでしょうか?
結婚式における装花の基本
結婚式の装花は、単に美しさを演出するだけでなく、新郎新婦の想いやテーマを表現する重要な役割を持っています。ど
ここでは、装花に対する基本的な考え方と、よく使われる花の種類について詳しくご紹介します。
装花における考え方
装花とは、挙式会場や披露宴会場を彩るお花の装飾のこと。
「会場装花」とも呼ばれ、結婚式の雰囲気づくりに欠かせない大切な存在です。
選ぶ花の色や種類によって、ナチュラル・エレガント・可愛らしいなど、会場の印象を自由に演出できるのが魅力。
ふたりのテーマやイメージに合わせて、オリジナルの世界観を作り上げることができますよ。
花の種類
装花に使われるお花は種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはず。
そこで今回は、会場装花やブーケでよく選ばれているお花を、一年中手に入りやすい定番フラワーと、季節限定で人気のフラワーに分けてご紹介します!
選ぶときの参考にしてみてくださいね。
通年でよく使われる花
花の名前 | 花言葉 |
---|---|
バラ | (白)清純 (ピンク)温かい心 |
ガーベラ | 希望・前向き |
カスミソウ | 清い心 |
ラン | (デンファレ) お似合いのふたり |
トルコギキョウ | 優美 |
ユリ | 優雅 |
季節が限られる花
花の名前 | 花言葉 |
---|---|
アジサイ (3月~7月) | (紫)辛抱強い愛 (白)一途な愛 |
カラー (9月~6月) | 凛とした美しさ |
ミモザ (1月~4月) | 感謝・友情 |
ラナンキュラス (12月~4月) | 晴れやかな魅力 |
スイートピー (12月~4月) | 門出 |
スモークツリー (5月~7月) | 賢明・にぎやかな家庭 |
装花の決め方
装花の打ち合わせをうまく進めるためには、以下の4つのポイント押さえておきましょう。
- 装花のイメージを決める
- 理想のイメージ写真を用意しておく
- 予算の上限を設定する
- 特に重視したい部分を決める
結婚式の装花については、まず二人で希望のイメージをしっかり話し合うことが大切です。
打ち合わせの時間を有効活用するためにも、「グリーンを多めにナチュラルにしたい」「好きな花をたくさん使いたい」など、ざっくりでもいいので事前に希望をまとめておきましょう。
また、逆に「こんな装花は避けたい」「使ってほしくない色や花」も考えておくと、理想が伝わりやすくなります。
イメージが決まったら、ネットや雑誌で気に入った装花の写真を集めてフローリストに見せましょう。
さらに、ドレスの写真を持参すると、ドレスの雰囲気に合う提案がもらいやすくなります。
装花は予算オーバーしやすいので、打ち合わせの最初に具体的な予算を伝えて、その範囲でプランをお願いするのがポイントです。
また、「ここだけは絶対に譲れない!」というこだわりポイントを決めておくと、装花を飾る場所やアイテムの優先順位がつけやすく、費用調整もしやすくなります。
ボリューム重視なのか、色や花の種類にこだわりたいのかも話し合っておくと安心です。
結婚式・ゲストテーブルの装花を節約するポイント
装花の費用を抑えたいなら、使う花の量を減らすのが一番効果的ですが、あまりに寂しい雰囲気にはしたくないですよね。
そこで今回は、花の量を減らしても華やかさをキープできる、おすすめのプチプラアイテムをご紹介します。
どれも数百円から手に入るものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
- 器やグラス
- キャンドル
- 鏡
- 風船
- テーブルランナー
- 花びら
- 写真や手紙
装花は高さのある花器やグラスに活けると、ボリュームが出ておしゃれに見えます。
キャンドルを使えば、揺れる光でロマンチックな雰囲気に。
火が使えない場合は、ライト式キャンドルがおすすめです。
鏡やガラスの容器を使うと空間が広く見え、光が反射して幻想的に演出できます。
可愛らしい雰囲気なら、風船を使うのも人気。
テーブルランナーは1000円以下で手に入り、色で印象チェンジが可能。
花びらは装花より安く、自分で用意もできるので節約にぴったりです。
写真や手作りアイテムを飾るのも、披露宴前の演出におすすめですよ。
結婚式における装花のアイディア
結婚式の装花は、予算に合わせて幅広いアレンジが可能です。
限られた予算でも工夫次第で華やかさや統一感を演出できるので、ここではゲストテーブルの装花を予算別にご紹介しましょう。
ゲストテーブル予算3000円でできる装花の例
3000円の予算でゲストテーブルの装花を飾る場合は、とてもシンプルなデザインで高さも低くなるため、花以外の小物を使って飾るとしょぼいと感じないでしょう。
ゲストテーブル予算5000円でできる装花の例
5000円の予算でゲストテーブルの装花を飾る場合は、シンプルなデザインでありながら、花材の種類を工夫することで華やかになります。
ゲストテーブル予算8000円でできる装花の例
8000円の予算でゲストテーブルの装花を飾る場合は、装花だけでも寂しい印象にはなりませんが、さらに花材や小物などを工夫することでよりオシャレで華やかさを演出してくれます。
結婚式の装花で後悔しないためには?
装花選びでの失敗は意外と多く、その多くはお互いのイメージ共有が不十分なことが原因です。
当日に「思っていたのと違う…」とならないためには、口頭だけでなく写真や画像を用意して具体的なイメージをしっかり伝えることが大切です。
「ここだけは譲れない」「ここは気にしない」といった、二人の希望をまとめてしっかり伝えましょう。
また、「色や雰囲気だけ伝えておまかせ」にしたい場合でも、嫌いなイメージや使ってほしくない花を事前に伝えておくと、イメージ違いの失敗を減らせます。
結婚式 装花しょぼいについて知恵袋などによくある質問
結婚式でタブーとされる花は?
日本菊や彼岸花、黄色いバラや黄色いユリなど、主にネガティブな花言葉を持つ花、または弔事を連想させる花は結婚式ではタブーとされています。
結婚式の装花代は平均いくらですか?
花の種類やボリューム、会場の規模などによって大きく変動しますが、ゼクシィによると、2023年のトレンド調査では、装花代の平均が18.7万円とされています。
結婚式で花柄はNGですか?
お呼ばれドレスに花柄を選ぶのは問題ありませんが、柄の色が多いとどうしてもカジュアルな印象になりやすいです。自分の立場や会場の雰囲気に合わせて、使う色の数を意識して選ぶとバランスが良くなりますよ。
メインテーブル装花の平均費用はいくらですか?
メインテーブル装花の平均費用は、3万円から10万円程度です。
まとめ:装花は様々なアイディアで工夫して節約!
装花は、結婚式の印象を大きく左右する重要なアイテム。
一般的な花の価格と比べると割高ですが、節約しすぎてしょぼく見えてしまうのは避けたいところです。
相場や最低ランクを理解し、予算に合わせてポイントを押さえれば、無理なく理想の雰囲気を作ることも可能でしょう。
花の選び方や飾り方、小物の活用など工夫次第で、コストを抑えつつ華やかな装花が叶います。
是非この記事を参考に、満足できる装花プランを立ててくださいね!
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