結婚の準備が始まり、予想していたより出費がかさんで慌てている方も多いのではないでしょうか?
費用を抑えるため、結婚指輪を安くしようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、「安い結婚指輪は恥ずかしい」という声も聞こえますよね。
そこで今回は、安い結婚指輪はなぜダメなのかを調査してみました!
費用を抑えたい方のために、10万円以内の結婚指輪もご紹介しますので、是非ブライダルリング選びの参考にしてみてくださいね♪
結婚指輪が安いのはダメなのか?
安くても二人が気に入った結婚指輪であれば良いはずなのに、どうして安い結婚指輪はダメなのでしょうか。
その理由は大きく分けて5つあるようなのでご紹介しましょう。
劣化するのが早いから
安い結婚指輪がダメな理由としてまず上がってくるのは、「劣化しやすい」ということ。
リーズナブルに購入できる指輪のほとんどは、シルバーやジルコニウムなどの黒ずみが生じやすい素材でできています。ずっと着け続ける結婚指輪だからこそ、変色しにくい素材でないと着けていて不格好に映ってしまいます。
強度に優れているチタン製の指輪もリーズナブルではありますが、こちらは硬すぎて加工しにくいため、歳を重ねて指輪のサイズが合わなくなったときにサイズ直しができないことも。
結婚指輪といえばプラチナやゴールドですが、こちらは変色・変形しにくく、長く愛用したい結婚指輪にピッタリで、定番の素材なのも納得ですよね。
一生モノだから
「お金をかければいい」というものではありませんが、やはり一生着けるつもりで購入する結婚指輪を、価格だけで選ぶのは避けた方が良いでしょう。
二人で気に入るものを選んで、結果的にリーズナブルに済んだのならいいのですが、最初から「お金をかけたくない」と言われると、「私との結婚に価値がないということ?」と女性側は不安になってしまいますよね。
せっかくの幸せな結婚準備中に喧嘩しないよう、予め価値観のすり合わせはしておきましょう。
将来後悔するかもしれないから
やはり一生ものの結婚指輪なので、その時の感情で安く済ませてしまうと後々後悔してしまうことも。
安い結婚指輪にしてすぐ劣化してしまったと後悔する声のなか、安いものを選んだことで相手に対する思いが冷めてしまったという声も多く見かけました。
夫婦喧嘩をしても、「頑張ってこの指輪を買ってくれたから」と結婚指輪を見て怒りが収まる奥様方も多く、そういった気持ちの部分でも結婚指輪とは大きな役割を担っているようです。
親が不安になるから
結婚は本人同士だけでなく、家族とも繋がっていくこと。そのため、親からの意見も気になるところですよね。
今結婚を考えている方の親世代というのは、「婚約指輪は給料の3か月分」という考えが当たりまえでした。結婚式も豪華で派手なものが多く、それに伴い結婚指輪も高価なものが人気だったようです。
そういった自分たちの経験から、子どもたちが安い結婚指輪を選ぶと「お金がなくて良いものが買えないのだろうか」「相手の人は家族にお金を使ってくれない人なのだろうか」と心配してしまうのです。
もし二人で安い指輪にしようと決めたなら、その理由を伝えてあげましょう。
安い結婚指輪が恥ずかしいと思うときがあるから
結婚したとなると、やはり周囲は指輪について聞いてくるものです。その際に、安いものだと知られると恥ずかしくなってしまうかも。
SNSでもよく起こるブライダルリングに関するマウント…「私はこれが気に入っているから気にしない」と自分の意思を貫ける方なら気にする必要はありませんが、他人の意見に振り回されがちな方はショックを受けるかもしれません。
安い結婚指輪を購入するメリットとデメリット
安い結婚指輪がダメといわれる理由をご紹介しましたが、実はメリットもああります。メリットとデメリットを理解して、自分が納得できる結婚指輪を選びましょう。
メリット
安い結婚指輪を購入するメリットは以下の3点。
- シンプルなデザインが多いのでどんなファッションでも合わせやすい
- 結婚初期にかかる費用が軽減される
- 買い替えをする際に気持ち的に負担が少ない
リーズナブルな価格の結婚指輪はシンプルなデザインのものが多いです。
そのため、歳を重ねてファッションの好みが変わったとしても合わせやすいでしょう。
どんな職業でも悪目立ちすることがないので、シンプルな指輪が好きな方はあえてリーズナブルなブランド選ぶこともあるようです。
安い結婚指輪を選ぶ際の大きなメリットは、結婚初期にかかる費用の負担を軽くできること。
結婚指輪の費用を抑えることで、結婚式やハネムーン、引っ越しなど他の部分へ予算を回せます。
一生着け続けたい結婚指輪ですが、突然のトラブルなどで買い替えなければいけなくなることも。
そんなときに高価な結婚指輪だと、感情的に抵抗感が大きくなってしまいますが、リーズナブルな結婚指輪であれば破損してしまった時にも「また買いなおせばいいか」と精神的負担が軽くなるでしょう。
デメリット
安い結婚指輪にメリットがある一方、「安い結婚指輪がダメといわれる理由」でご紹介したように、以下のデメリットもあります。
- 早く劣化してしまう
- 特別感がない
- 恥ずかしい思いをしたり悔してしまう
リーズナブルな結婚指輪のデメリットは、やはりその耐久性。
長く身に着けるものなので、早々に劣化してしまっては残念ですよね。「安物買いの銭失い」にならないよう、どんな素材が使われて、どれくらいの耐久性があるのかはしっかり確認しておきましょう。
そしてリーズナブルな結婚指輪はシンプルなものが多く、それがメリットでもあり、特別感がないというデメリットでもあります。素材を変えたり、装飾や彫刻などでカスタマイズができるものもありますが、基本は有料です。
「結局高くなってしまった」とリーズナブルなものを選んだ意味がなくなってしまうかもしれません。
そんな特別感をあまり感じられない結婚指輪ですと、愛着が湧かず後々後悔してしまうかもしれません。
安い結婚指輪を購入する前にチェックするべき内容
安い結婚指輪にはメリットとデメリットがあることをご紹介しましたが、そちらを理解したうえでリーズナブルな結婚指輪を購入される際は、以下のことに注意しましょう。
高級ブランドなども見て検討する
「結婚指輪は安いやつで」と決めている方でも、一度は予算を超えている結婚指輪を見てみるというのもおすすめです。検討もしていなかったために、あとで好みのデザインを見つけて後悔するかもしれません。
また、安い結婚指輪だけを見ていると、「指輪なんてこんなもの」と考えが固まってしまうかもしれませんが、高級な指輪を着けてみて「こんなに着け心地の良い指輪もあるの!?」とその質の違いを実感できます。
リーズナブルなものと高級なもの、両方を着け比べてみて、比較したうえでリーズナブルな方で満足できると納得できれば後悔もしないでしょう。
妥協せず複数の店舗で見て回る
結婚初期は、結婚式や引っ越しの準備にいろいろな手続きなど、やることがいっぱいで大忙し。
結婚指輪選びの時間を短縮したいと、最初に選んだ店舗で即決しようと思われているかもしれませんが、やはり妥協せずせめて2~3店舗は回ってみましょう。
お店によって力を入れていることが違うため、同じ価格帯の結婚指輪でもデザインのテイストがまったく異なります。
「安ければなんでもいい」と思っていても、やはり自分に似合っていなデザインは嫌ですよね。後悔しないために、忙しくても納得できる結婚指輪を探しましょう。
必ず実物を試着してから購入を決める
最近はオンラインショップでも結婚指輪を購入することができるため、安い結婚指輪を検索してそのまま購入することもできますが…やはり実際に試着してから購入しましょう。
試着画像が載っていたとしても、指の長さや太さ、シルエットなど、やはり個人によって似合うデザインは異なります。
骨格タイプによって似合うデザインの傾向は紹介されているもの、やはりいざ着けてみると違和感を感じてしまうことも。着け心地なども大切なので、しっかり試着して購入することがおすすめです。
周囲の意見に流されない
結婚指輪は、二人が選んだお気に入りを購入することが最も大切です。
安いと親に心配されたり、周囲から結婚指輪マウントを取られてしまうかもしれません。
せっかく二人で選んだものなのに、残念な気分にならないよう、周りからの意見は参考程度にとどめておきましょう。
そして、二人で納得して選んだ結婚指輪であれば、周りから何を言われても気にする必要はありません。
2人で納得したものを購入する
「安い結婚指輪がダメといわれる理由」をご紹介しましたが、やはり結婚指輪は二人の満足感が大切です。
上記の「周囲の意見に流されない」という点もですが、二人が気持ち的に揺らいでしまっては後悔してしまうでしょう。
「本当はこちらの指輪が良かったのに、予算オーバーだったから諦めた」と、妥協して安い結婚指輪を選んでしまっては、せっかくの結婚指輪に愛着が湧かず、結局着けなくなってしまうかもしれません。
将来劣化したときに買い替えの可能性があることを考えておく
やはりリーズナブルな結婚指輪は劣化の心配があります。ブランドのアフターサービスでは修正できず、買い替えをするしかなくなることも。
「どうせ買い替えるなら最初から高いものを買えばよかった」と後悔しないように、買い替えの可能性があることも理解したうえで、購入しましょう。
錆びない安い結婚指輪はある?
結婚指輪といえばプラチナリングですが、プラチナは希少な金属のため、シンプルな結婚指輪でも高価になりがちです。
そのため、価格を抑えようとするとプラチナ以外の結婚指輪を選ぶことになりますが、やはり安い素材は傷や腐食に弱く錆びやすいもの。そこで注目なのが、チタンやステンレスといった素材です。
リーズナブルなうえに錆びにくいので結婚指輪におすすめですが、硬い金属のため再加工しにくく、サイズ直しなどができないというデメリットもあります。
チタンやステンレスを選ぶ際には、そういったことも理解したうえで購入するようにしましょう。
安い結婚指輪の上手な選び方
「なんでもいいから安い結婚指輪を!」となると、後々後悔に繋がってしまうので、安い結婚指輪を選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。
- ブランドを気にしない
- シンプルなデザインにする
- 予め予算を伝える
- アフターサービスもしっかり確認する
安い結婚指輪を購入するのなら、まずはブランドにはこだわらないことです。
「結婚指輪といえば○○」と憧れやイメージで選ぶと、ブランド料で価格が高くなってしまいます。同じクオリティのものでも、CMなどでよく耳にするブランドのものだと高くなってしまったりするため、ブランドよりも結婚指輪自体の品質を優先しましょう。
また、SNSなどでは「○○の結婚指輪はありえない」などのネガティブな意見がありますが、そういったマウントも気にするのはやめましょう。
安い結婚指輪を選びたいなら、デザインはシンプルなものにすること。実際にお店へ行って色々なデザインを見ていると、石がついていたり、可愛いモチーフがあしらっているものに目移りしてしまいそうになりますが、装飾が増えるほど価格も高くなります。
オプションを勧められることもあるかもしれませんが、無料なのか有料なのかを確認して、選択しましょう。
余計なオプションを付けられないように、予め予算をお店へ伝えておくのも大切です。
「せっかくの結婚指輪なので…」と、予算オーバーのものを勧められることがあるかもしれませんが、どうして結婚指輪をリーズナブルに抑えたいのか、予算や結婚指輪に対する考え方をメモにしておいて、店員さんにもしっかり伝えましょう。
そして、アフターサービスが充実しているブランドを選ぶことも、結婚指輪の価格を抑えるにあたって重要なポイントです。ブランドによって保証内容は様々で、サイズ直しや磨き直しが永久無料ところもあれば、初回限定というところも。
クリーニングに関しては、永久無料というところが多いですが、サイズ直しや磨き直しも永久無料であれば、長く良い状態で結婚指輪を付けることができるため、結果的に結婚指輪にかかるコストが抑えられます。
おすすめの安い結婚指輪
お二人が納得して安い結婚指輪を購入するために、おすすめのリーズナブルな結婚指輪をご紹介しましょう。結婚指輪選びの参考にしてみてくださいね。
10万以内の結婚指輪(ペアリング)
北海道を拠点にしているブライダルジュエリー専門ブランドのLEGAN(レガン)。
老舗ブライダルジュエリーの工房へ直接オーダーを行っているからこそ、コストが抑えられているのに豊富なデザインの結婚指輪が揃っています。
画像の結婚指輪はcapucine(カプシーヌ)というデザインで、「熱い情熱」という花言葉をイメージしており、価格はペアで9万9000円です。
安いプラチナの結婚指輪
江戸時代から受け継がれる、技術で美しい和を表現するブランドのTOWA(とわ)。
画像の結婚指輪は蒼蒼(そうそう)というデザインで、二人を包む空や海をイメージしており、価格はペアで14万1900円です。
安いおしゃれな結婚指輪
「ふたりの旅」をテーマにしているブランド・PORTADA(ポルターダ)。
ファッションリングのトレンドを掛け合わせたデザインとなっているので、おしゃれな結婚指輪が見つかります。画像のデザインはPUENTE(プエンテ)で、二人を繋ぐ架け橋をイメージしており、価格はペアで24万円からです。
結婚指輪でおすすめ安いブランド
どれも2本セットで9万8000円というリーズナブルでありながら、多彩なデザインで人気のBONDS(ボンズ)。シンプルでありながら、ひねりのあるデザインで特別感も得られるでしょう。
安い結婚指輪がおすすめな人
安い結婚指輪についてご紹介してきましたが、どんな人におすすめなのかポイントをまとめたので、結婚指輪をリーズナブルに購入したいと思っている方はチェックしてみてくださいね。
- 結婚指輪以外のことにこだわりたい
- 日常的には結婚指輪を着けない
- 買い替えも視野に入れている
やはり結婚指輪以外にお金を使いたい方は、リーズナブルなものがおすすめです。
結婚指輪の価格を抑えることで、結婚式やハネムーン、引っ越し費用に予算を使うことができます。
また、安い結婚指輪はすぐに劣化してしまうのが問題でしたが、仕事柄日常的に指輪を着けないという方は、劣化するスピードも遅くなるので合っているといえるでしょう。
最近ではセカンドマリッジリングというのも主流になってきているので、記念日に新しい指輪を買いなおす方も増えてきています。
結婚初期は費用がかさむため、最初は安い結婚指輪にしておいて、記念日に買いなおすという方もおすすめです。
結婚指輪をお得に購入する方法は?
安い結婚指輪を購入しようと思っている方でなくても、お得に購入できるなら嬉しいですよね。
結婚指輪をお得に購入するなら、ゼクシィやマイナビウエディングなどのブライダル情報サイトから来店予約をするのがおすすめです。
例えばマイナビウエディングでは、2024年9月30日から2024年12月12日までの間にマイナビウエディングから来店予約を来店すると、3000円分の電子マネーギフトが特典としてプレゼントされるキャンペーンを行っています。
マイナビウエディングカップル応援キャンペーンへエントリーして、来店予約後に実際に来店するだけ。そのまま指輪を購入すれば、さらに1万円分の電子マネーギフトがもらえます。
また、結婚指輪は時期によって安くなるタイミングがあるので、そこを狙ってみるのも良いでしょう。
季節ものではないのでファッションブランドのように大幅なセールはありませんが、ジューンブライドを意識する5月から6月、決算前の2月から3月は、割引キャンペーンやプレゼントがもらえるといった特典があることが多いのでおすすめです。
結婚指輪 安いのはダメについて知恵袋などによくある質問
結婚指輪 2人で何円?
一般的に結婚指輪の相場はペアで約28万円といわれています。
結婚指輪の妥当な値段はいくらですか?
一般的な結婚指輪の相場はペアで約28万円といわれていますが、価格帯としては20万円から25万円の範囲で選ぶカップルが最も多いようです。
結婚指輪は誰が払うものなの?
男性が払うものと思われることが多いですが、マイナビウエディングの調査によると、二人で支払うと答えた方が55%、男性側が支払うと答えた方が38.8%、女性側が支払うと答えた方が5.5%でした。
結婚指輪代 誰が払う?
結婚指輪の支払いに関しては男性が払うものという考えが根強いですが、昨今では二人で払う・女性側が払うといったカップルもいます。
まとめ:後悔しないように慎重に検討を!
安い結婚指輪は、なぜダメといわれてしまうのかを調査してみました!
劣化しやすいから・安いものを着けていると恥ずかしいから・安いと親が不安になるからといったダメと言われる大きな理由のようです。
安い結婚指輪では、質の良い素材が使われていないことが多いため、黒ずみになりやすかったり、傷や歪みも生じやすいです。結婚指輪の素材の定番はプラチナですが、これは劣化しにくいといった利点があるからなのです。なかにはプラチナでもリーズナブルな結婚指輪があるため、劣化が気になる方は素材を確認して購入しましょう。
安いものは恥ずかしい・安いと親が不安になるといった意見については、二人が納得して購入した結婚指輪であれば気にしなくていいです。親御さんにもどうしてその指輪を選んだのかをきちんと伝えれば、不安も解消されるでしょう。
結婚指輪をリーズナブルな価格に抑えたい方は、ゼクシィやマイナビウエディングなどの結婚情報サイトから来店予約をするというのもおすすめです。来店予約をするだけで、お得になるクーポンや電子マネーギフトなどの特典がもらえるため、結婚指輪の購入を検討している方は是非チェックしてみてくださいね。
コメント